2025年問題に適応する介護業界へと変革する方策

一気に後期高齢者が増加する2025年問題を控える今、介護業界は変革を求められています。特に人材不足の解消や介護業務の効率化は急務です。この課題に対して注目を集めている取り組みとして、介護DXというものがあります。これは介護業界にもDXを取り入れ、介護業務の負担軽減や介護サービスの向上を図ろうという取り組みです。効果的に実施するため3つのステップに則って介護DXを導入するのが望ましいです。

まずはじめに、アナログな業務をデジタル化していくことです。ここのステップで最初に着手したいのは、事務作業のデジタル化です。介護記録は介護記録ソフトを導入する、様々な帳票類は電子化してペーパレスにする、介護計画の作成にはAIを活用して効果的な介護計画を立案するといったことが挙げられます。

様々な業務をデジタル化できたら、次はこのデジタル化された業務を新たな業務プロセスに落とし込んでいきます。このステップで必要な視点は、介護業務をどのように効率化させるか、介護サービスを向上させるかという視点です。デジタル化によって一つひとつの業務の負担を削減をできたのなら、それらの業務で相乗効果が得られるような業務プロセスを築くことが大切です。

ここまでできたら最後は介護DXの実践です。そもそもDXとは、「デジタル技術を活用して、より良い社会に変えていく」といった概念ですから、介護業務の効率化の実現が見えてきたのなら、今よりも職場環境を良くしたり、介護サービスのさらなる質向上に向けた取り組みが求められてきます。一過性の改善で終わらせず、しっかりと組織に定着させることが重要です。